不登校だった中学生時代。今はどうすれば先生たちが働きやすくなるか研究中|さきが通信制高校「ニジ高」を選ぶまでの物語

生徒インタビュー

不登校だった中学生時代。今はどうすれば先生たちが働きやすくなるか研究中|さきが通信制高校「ニジ高」を選ぶまでの物語

さきさん
PROFILE

さき(高校2年生)

これまで
中学時代に不登校を経験し、その後NIJINアカデミー(ニジアカ)に出会う
現在
N高等学校とニジ高で学びながら、生徒会メンバーとして学校づくりに主体的に関わる
主な活動
5月:EDIXで大学教授と対談/7月:生徒会として株式会社ZOZOとの制服プロジェクトに参加/8月:ニジ高オープンキャンパスを企画から実施まで担当/9月以降:体験会・説明会の企画も担当
いま研究中
高校2年生でありながら「先生たちが働きやすくなる方法」を研究している
好きなこと
読書/美術館/絵を描くこと/ゲーム

中学時代に不登校を経験し、その後NIJINアカデミー(以下ニジアカ)に出会ったさき。現在はN高等学校とニジ高で学びながら、生徒会メンバーとして学校づくりに主体的に関わっています。

5月にはEDIXで大学教授と対談、7月は生徒会として株式会社ZOZOとの制服プロジェクトに参加。8月にはニジ高のオープンキャンパスを企画から実施まで担い、9月以降の体験会・説明会の企画も担当しています。さらに、どうすれば先生たちが働きやすくなるかを、高校2年生でありながら研究しています。

「ここの通信制高校なら『やりたいことができる』から」――さきがニジ高を選んだ理由と、これまでの歩み、そしてこれから挑戦したいことを伺いました。

「不登校は失敗じゃない」私がニジ高を選んだ理由

この記事の要点
  • 中学1年の終わり頃、「行かない」という選択をした。それは逃げではなく自分を守るための決断だった
  • いくつかのフリースクールを体験したが、「不登校=マイナス」という空気が合わず、中2でニジアカに出会う
  • 現在はN高とニジ高の両方に関わりながら、生徒会の立ち上げメンバーとして学校づくりを担当
  • EDIX東京2026で大学教授と「教育の未来」を対談し、ZOZOとの制服プロジェクトにも参加
  • 高校2年生でありながら「先生の働き方」をテーマに研究を続けている

1EDIX Tokyo 2026|高校生が、大学の先生と「教育の未来」を語った

さきは、5月14日(木)のEDIX東京2026で、大学の先生やニジ高の校長と「教育の未来」をテーマに対談しました。

対談メンバー

大阪教育大学 四辻先生
京都教育大学 鈴木先生
ニジ高 タツロー校長

「めちゃめちゃ緊張したんですけど……」そう振り返るさき。でも、私たちが目の当たりにしたのは、緊張をまったく感じさせない堂々とした姿でした。もともと教育研究に興味があったさきにとって、この機会は特別なものでした。

さき
さき

研究者の方々と一緒に教育の未来を考える内容だったので、すごくいい機会でした。その分ドキドキもしたんですけど、本当に良い経験になったなと思っています。

EDIX東京2026のNIJINブースにて
EDIX東京2026・NIJINブースにて

2高2の1年で、ここまでやる

EDIXの登壇は、はじまりにすぎませんでした。生徒会として、ニジ高をつくる側として、さきの挑戦は毎月続いています。

  1. 5月(MAY)|EDIX東京2026に登壇大阪教育大学・京都教育大学の先生、ニジ高の校長と「教育の未来」について対談。
  2. 7月(JUL)|ZOZOと制服プロジェクト生徒会として、株式会社ZOZOとの制服プロジェクトに参加。「不登校の子も誇れる制服を」をテーマにした挑戦です。
  3. 8月(AUG)|ニジ高オープンキャンパスを企画・運営企画・準備から当日の実施まで担当。ニジ高に興味をもって来てくれた人を、迎える側に立ちました。
  4. 9月〜(NOW)|体験会・説明会の企画も担当9月以降の体験会や説明会も、さきが企画を担当。生徒の目線で、ニジ高の入口をつくっています。
高2で研究中

🔬 どうすれば、先生たちが働きやすくなる?

もともと教育研究に興味があったさき。高校2年生でありながら、先生たちの働き方をテーマに研究を続けています。

「教わる側」だけでなく、学校を支える先生のことまで考える。その視点をもって、生徒会の活動やイベントの企画にも取り組んでいます。

ZOZOと挑む制服プロジェクト
ZOZOと挑む制服プロジェクト
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3学校に行けなくなった日から、いままで

  1. 中1(SCHOOL)|学校に行けなくなった日体調の不調と、学校の中で自分の居場所を見つけられなかったことが重なり、徐々に苦しくなっていきました。
  2. 中1末(DECISION)|「行かない」という選択中学1年の終わり頃、学校に行かないという選択をしました。それは逃げではなく、自分を守るための決断でした。
  3. その後(SEARCH)|フリースクールで感じた違和感いくつかのフリースクールの体験に行ったものの、学校に行かなくても勉強はしっかりしていたさきには、しっくりきませんでした。
  4. 中2(MEET)|ニジアカとの出会いそこには「学校に行っていなくてもいい」「そのままでいい」という空気がありました。それが、入学の決め手でした。
  5. いま(NOW)|N高とニジ高、2つの学校でN高に通いながら、ニジ高にも関わる新しい学び方を選択。生徒会の立ち上げメンバーとして、イベントの企画や学校づくりを担っています。
さき
さき

「行こうとはしていたけど、どうしても無理だった」

「不登校=マイナスみたいな空気が、自分には合わなかった」

「ここならハッピーでいられる」

「ニジ高で、今まで続けてきたことを発展させたい」

4これから、やりたいこと

生徒会としての挑戦

さき
さき

「ニジアカをもっと良くするための手段として、生徒会に入りました」

やりたいのは、課題の見える化と解決。そして、年齢の幅が広がった環境を活かした新しい企画づくりです。

さき
さき

「たくさんのニジアカ生ともつながれるのが楽しみ」

ただ参加するだけではなく、自分たちで学校をつくる側に立とうとしている姿が印象的でした。

高校生が先生に!ニジアカ生に、社会学の授業を

さき
さき

「ニジアカ生向けに、社会学の授業をしたい」

N高のプログラムを活用し、大学レベルの授業を受けているさき。特に興味があるのは社会学です。

さき
さき

「社会ってどういう仕組みなんだろうっていうのを学びたい」

そしてその学びを、ニジアカの小中学生に伝えたいと考えています。

さき
さき

「一緒に学んで、話し合えたら楽しそう」

5好きなことは、読書と美術館

小説だけでなく、お菓子の本などの実用書まで、いろんなジャンルの本を読んで楽しんでいるそう。

さき
さき

「好きな作家の新作は、つい買っちゃいます」

気分転換に絵を描くこともあり、友達にお願いされて描いた作品も見せてくれました。思わず手に取りたくなるような、やわらかく温かみのある本の絵。その“好き”が、これからどんな形につながっていくのか、楽しみです。

さきが描いた本の絵
さきが描いた本の絵
好きなこと
  • 📚 読書
  • 🖼️ 美術館
  • 🎨 絵を描く
  • 🎮 ゲーム

6N高とニジ高を、両立する1週間

月・水・金が登校日のNコースに所属。火曜はニジ高のクラス会議、木曜もできる範囲でニジ高の活動に参加します。

月
N高登校・授業
火
ニジ高クラス会議
水
N高登校・授業
木
ニジ高活動・自主学習
金
N高登校・授業
さき
さき

「N高では皆勤賞を取れたので、今年も両立しながら続けていきたいです」

ある日の、さきの一日
07:00
⏰ 起床
10:00
📝 N高のレポート作成
12:00
🍙 昼休み
14:00
🎮 ゲーム
15:00
📚 読書
16:00
🗳️ 生徒会活動
17:00
💻 ニジ高・N高の作業
19:00
🍽️ 夕食
22:00
🌙 就寝

7メッセージ

「始まったばかりでよく分かってない部分もあるけど…」そう前置きしながらも、さきはこう語ります。

さき
さき

「ニジ高は、自分たちでやりたいことができる場所だと思う」

「みなさんと一緒にいろいろやれたら嬉しいです。待ってます」

ステージに立つさき
ステージに立つさき
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