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ホームスクーリングを続けた子はどんな進路に進む?中学・高校からの選択肢

ホームスクーリングを続けた子はどんな進路に進む?中学・高校からの選択肢
「ホームスクーリングを続けて、この先ちゃんとした進路に進めるのだろうか」。多くの保護者が抱く不安です。しかし実際には、ホームスクーリングで培った「好き」や「得意」が、独自の進路につながっている例が数多くあります。この記事では、ホームスクーリングを続けた先にどんな進路の選択肢があるのか、実例を交えて紹介します。
この記事でわかること
  • ホームスクーリングと進路への不安の正体
  • 「学校の外」で育つ力とは
  • 実際に進路を切り開いた子どもたちの実例
  • 高校・その先を考えるときのポイント
  • NIJINアカデミーの進路サポート

「進路が心配」という不安の正体

ホームスクーリングを検討する保護者の多くが感じる不安のひとつが、進路です。「学校に通っていないと、高校や大学に進めないのでは」「社会に出てから困るのでは」という心配は自然なものです。しかし、進路の選択肢は「良い高校→良い大学→良い就職」という一本道だけではありません。学生時代に何に取り組んだか、その子ならではの専門性や独自性を評価する流れも広がっています。

不登校は過去最多の34万人を超えるといわれる中で、学校に通っていないことそのものが特別なことではなくなってきています。だからこそ、「学校に通っていないから進路が閉ざされる」という前提そのものを、一度見直してみる必要があります。

「学校の外」で育つ力とは

ホームスクーリングでは、自分の興味関心をとことん深める時間を持てることが特徴です。好きなことを調べる力、伝える力、企画する力、仲間と関係をつくる力は、決められたカリキュラムをこなすだけでは育ちにくい力でもあります。こうした力は、学校の外で積み重ねた経験だからこそ育つものです。

もちろん、全員が大きな舞台で発表したり、企業と関わったりする必要はありません。安心して過ごせる時間、好きなことを否定されない環境、小さな挑戦を積み重ねる経験——それ自体が、将来につながる土台になります。周囲と同じペースや同じ形の成長を求めすぎないことが、結果的にその子らしい進路につながっていきます。

実例

ディスレクシア(読み書きの困難)があり、一般的な授業に強い負担を感じていたある中学生は、デジタル学習やBlenderを使ったCG制作に出会いました。学ぶことを諦めるのではなく、自分に合うツールを試し続けた結果、教育業界の展示会EDIXのステージで、多くの大人を前に自分の経験と将来の夢を語りました。「できないこと」があるから学べないのではなく、学び方や表現の手段を変えることで、これまで見えなかった力が表れることがあります。

また、子ども向けサービスのPR大使として活動していたある中学生は、大人が用意した内容をそのまま話すだけでなく、親子でネットリテラシーを学べる企画を自分で考え、実際のイベントとして形にしました。さらに、利用する子どもの視点から企業へ新機能を提案するなど、サービスを受け取る側にとどまらず、社会をより良くするアイデアを出す側へと成長していきました。「まだ中学生だから」と小さく扱わず、本気で受け止めてくれる大人と出会うことで、自分の考えを社会へ伝える力が育っていったのです。

「ポケモンが好きな人と一緒に話したい」という思いから、たった3人でオンラインサークルを立ち上げた中学生もいます。人数を増やすことだけを目的にせず、誰もが安心して参加できる場づくりを大切にした結果、活動はポケモンカードの価値を考える探究的な学びや、リアルイベントの企画・運営にまで広がりました。好きなことを深める時間は、進路の材料になるだけでなく、仲間と関係を築く力そのものを育てています。

高校・その先を考えるときのポイント

早めに知っておきたいこと
  • 内申点をあまり重視しない入試方式を採用している高校もある
  • 自分のペースで学べる通信制高校という選択肢もある
  • 検定・コンテストなど「できた」経験を少しずつ積み重ねておく
  • 興味のあることを深める時間を、進路の材料として記録しておく
  • 進路相談ができる大人とのつながりを持っておく

進路を考えるうえで大切なのは、「学校に通っていないから不利になる」と決めつけないことです。むしろ、ホームスクーリングの中で積み重ねてきた経験や成果物こそが、その子らしい進路を語るための材料になります。

NIJINアカデミーの進路サポート

NIJINアカデミーは、oviceを使ったバーチャル校舎にいつでも入れるオンラインのオルタナティブスクールです。日本トップ教師陣の授業に加え、EDIXなどの展示会への登壇、企業PR大使、放課後プロジェクト塾など、子どもが主体的に社会と関わる機会が用意されています。修学旅行や地域遠足も子どもたちがプレゼンで行き先・内容を決めるなど、「自分で考え、実行する」経験を積み重ねられる環境です。

2025年5月からは、進路の悩みに個別に伴走する進路サポートオプションの提供も始まりました。「学校に行けていないことが、この先の選択肢を狭めてしまうのでは」という保護者の不安に応える形で生まれた取り組みです。1:1の専任サポート担任が、学習面だけでなく進路面でも伴走してくれる点も、ホームスクーリングを続けるうえでの安心材料になります。

タツロー校長(星野達郎氏)はYouTubeチャンネル「脱・学校のタツロー校長」で、進路の考え方や不登校の子の未来について発信しています。気になる方はチャンネルもあわせてご覧ください。

よくある質問

ホームスクーリングだけで高校受験に対応できますか?
内申点の比重が低い入試方式を採用している高校や、通信制高校など、選択肢は複数あります。志望校の入試制度は自治体や学校によって異なるため、早めに情報収集しておくことをおすすめします。
大学進学を考えている場合、ホームスクーリングは不利になりますか?
大学入試の方式も多様化しており、学力試験だけでなく、探究活動や実績を評価する入試方式も増えています。ホームスクーリングで積み重ねた経験が、そうした入試で強みになることもあります。
進路について、いつ頃から考え始めればいいですか?
「まだ早い」と後回しにせず、小学校高学年〜中学生の段階から、興味のあることを記録したり、検定・コンテストなどの小さな挑戦を積み重ねておくことをおすすめします。早めの情報収集が、後の選択肢の幅を広げます。

まとめ

ホームスクーリングを続けた先の進路は、一本道ではありません。学校の外で育まれる「好き」を深める力や、自分で考え実行する力は、その子ならではの進路を切り開く土台になります。早めに情報を集め、興味のあることを大切にしながら、お子さんに合った進路を一緒に考えていきましょう。焦らず、その子のペースで積み重ねていくことが、結果として進路の幅を広げることにつながります。

子どもが自宅でタブレットを使って学ぶ様子
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