【NIJIN教育万博2026】出展企業が続々決定!詳しく見る

ホームスクーリングだとゲーム依存が心配?家庭でできる付き合い方

ホームスクーリングだとゲーム依存が心配?家庭でできる付き合い方
「ホームスクーリングにすると、一日中ゲームばかりになるのでは」。そんな不安から、一歩を踏み出せずにいる保護者は少なくありません。しかしゲームは”時間を奪うだけの存在”とは限りません。関わり方次第で、学びや人とのつながりに変わっていくこともあります。この記事では、ゲームとの付き合い方の考え方と、家庭でできる工夫を紹介します。
この記事でわかること
  • 「ゲーム依存」が心配になる背景
  • ゲーム時間だけで判断しない考え方
  • 家庭でできるルール作りの工夫
  • ゲームが学びや自信につながった実例
  • ホームスクーリングという学び方との相性

なぜ「ゲーム依存」が心配になるのか

学校に通っていれば、日中は自然と体を動かしたり友達と話したりする時間が確保されます。しかしホームスクーリングでは、その時間の使い方を家庭で作っていく必要があるため、「気づけば一日中ゲームをしている」という状態への不安を持つ保護者は多くいます。特に、学校に行きづらい時期は、ゲームが数少ない「安心できる時間」になっていることも多く、無理に取り上げることでかえって親子関係が悪化するケースも見られます。

また、周囲から「ゲームばかりさせていて大丈夫なのか」という視線を感じ、保護者自身が焦りや罪悪感を抱えてしまうことも少なくありません。しかし、その焦りが「今すぐ何とかしなければ」という強い口調につながり、かえって親子関係を緊張させてしまうこともあります。まずは保護者自身が、一人で抱え込みすぎないことも大切です。

ゲーム時間の長さだけで判断しない

ゲームとの関わり方を考えるとき、大切なのは「時間の長さ」だけでなく、生活リズムが保たれているか、他のことにも目が向いているかという視点です。睡眠や食事のリズムが崩れていない、ゲーム以外の会話や興味も続いている、という状態であれば、過度に心配しすぎる必要はありません。一方で、昼夜が逆転している、ゲームを取り上げると強い暴力的な反応が出る、といった場合は、専門家に相談することも選択肢に入れてください。

世界保健機関(WHO)は、日常生活に著しい支障が出るほどゲームの制御ができなくなる状態を「ゲーム行動症」として位置づけています。ただし、これは家庭で簡単に自己診断できるものではありません。「ゲームが好き」「時間が長い」というだけで過度に不安になりすぎず、気になる場合は自己判断せず、医療機関や専門家に相談することをおすすめします。

ここが大切

「ゲーム=悪いもの」と決めつけず、その子にとってゲームがどんな役割を果たしているかを観察してみましょう。安心を得るための場所なのか、友達とつながる手段なのか、創作意欲の入り口なのかによって、関わり方は変わってきます。

家庭でできるルール作りの工夫

1. 頭ごなしに禁止しない

「もうゲームは禁止」という対応は、本人にとって唯一の安心できる居場所を奪うことにもなりかねません。まずは本人の話を聞き、なぜゲームが好きなのかを理解することから始めましょう。

2. 「時間」より「約束事」を一緒に決める

一方的に時間を決めるのではなく、「何時から何時まで」「宿題や学習タイムのあとに」など、本人と話し合いながらルールを作ることで、納得感を持って取り組みやすくなります。

3. ゲーム以外の「好き」も一緒に探す

ゲーム制作、実況動画、イラストなど、ゲームに関連する別の興味に広がっていくこともあります。禁止するのではなく、広げる視点を持つことが、結果的にゲーム一辺倒の時間を減らすことにつながります。

4. 一人で抱え込まない

「うちの子だけゲームばかりで」と、保護者が一人で抱え込んでしまうケースも少なくありません。学校や相談機関、同じ悩みを持つ保護者同士のコミュニティなど、外部とつながりながら関わり方を考えることも大切です。

実例

学校でのつらい経験から不登校になったある小学生は、家でお腹の痛みや不眠が続く時期がありました。そんな中で出会ったのがプログラミングです。好きなゲームを自分で制作し、アイデアを作品として形にする経験を積み重ね、やがて制作したゲームを人に届け、企業と一緒に大きな舞台で発表するまでになりました。「ゲームが好き」なことは、将来と関係のない単なる遊びとは限りません。制作、発表、協働へつながれば、社会と関わるための力になります。

また、あるお子さんは「ポケモンが好きな人と一緒に話したい」という思いから、オンラインでポケモン好きが集まるサークルをたった3人で立ち上げました。好きなことを深める時間は、調べる力、伝える力、企画する力、仲間と関係をつくる力へと広がり、現在では全国の仲間とつながる活動にまで成長しています。

ホームスクーリングとゲームとの相性

ホームスクーリングは、学校のように決まった時間割で一日が管理されているわけではないからこそ、ゲームとの付き合い方を家庭で工夫できるという側面もあります。「学習の時間」と「好きなことの時間」を家庭でデザインできることは、必ずしもマイナスではありません。

NIJINアカデミーは、oviceを使ったバーチャル校舎にいつでも入れるオンラインのオルタナティブスクールです。プログラミングやゲーム制作に関心のある子どもたちが、日本トップ教師陣の授業や、学校では学べないプロフェッショナルの授業を通じて、好きなことを学びにつなげていける環境があります。8〜10人の少人数制クラスで、同じ興味を持つ仲間と出会いやすいのも特徴です。定期テストがなく、担任の所見(学びのポートフォリオ)で成長を可視化する評価方法のため、「ゲームが好き」という個性も否定されずに育てられます。

タツロー校長(星野達郎氏)はYouTubeチャンネル「脱・学校のタツロー校長」で、不登校や子育て、家庭での関わり方について発信しています。気になる方はチャンネルもあわせてご覧ください。

よくある質問

ゲームを取り上げれば解決しますか?
一時的に時間は減っても、根本的な安心感が満たされない限り、別の形で不安定さが表れることもあります。取り上げることよりも、なぜゲームに向かっているのかを理解することを優先しましょう。
昼夜逆転している場合はどうすればいいですか?
生活リズムの乱れが強い場合は、無理に一気に直そうとせず、少しずつ起床時間を早める工夫から始めるのがおすすめです。改善が難しい場合は、医療機関や専門家に相談することも検討してください。
友達とのオンラインゲームも制限すべきですか?
オンラインゲームが、友達や仲間とつながる貴重な手段になっている場合もあります。一律に制限するのではなく、誰とどんな風につながっているのかを知ることから始めてみましょう。

まとめ

ゲームとの付き合い方に「絶対的な正解」はありません。時間の長さだけで判断せず、その子にとってゲームがどんな役割を果たしているかを見つめること。そのうえで、本人と一緒にルールを作り、ゲーム以外の「好き」にも目を向けられる環境を用意することが、安心につながる関わり方です。焦らず、少しずつ関わり方を見つけていきましょう。

子どもが自宅でタブレットを使って学ぶ様子
「うちの子に合うかな?」と思ったら

NIJINアカデミーは、不登校・発達特性のある小中学生が安心して学べるオンラインフリースクールです。まずは雰囲気を知ることから。