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淡路島でのRPG型修学旅行レポート~南あわじ市と挑んだ7つのミッション~|不登校オルタナティブスクール・オンラインフリースクールNIJINアカデミー

一人ひとりが主人公の旅 ― 淡路島修学旅行ストーリー|NIJINアカデミー
AWAJI ISLAND QUEST

一人ひとりが
主人公の旅

はじまりの島・淡路島へ。子どもたちが「広報大使」となり、島の課題に挑んだ2泊3日のRPG型修学旅行ストーリー。

▼ SCROLL ▼

その島は、日本神話で最初に生まれた島と伝えられています。
アニメや漫画をモチーフにしたテーマパーク、山も海も畑も広がる絶景。
そして、島が抱えるたくさんの「課題」。
――この旅は、子どもたち一人ひとりにとっての新たな物語のはじまりでした。

CHAPTER 0 | はじまり

修学旅行プレゼンで決まった、
淡路島という舞台

行き先は、子どもたち自身のプレゼンテーションで決まりました。発表したのは「いーさん」。 日本のはじまりの島であること、アニメや漫画の世界に入り込めるテーマパークがあること、 山も海も畑も豊かで絶景が広がること――いくつもの理由を語り、淡路島が選ばれました。

そして掲げられたテーマが「一人ひとりが主人公の旅」。 ただ観光するのではなく、島の課題をミッションに見立てたRPG風の冒険として旅をデザインしたのです。

🌅

はじまりの島

日本神話で最初に生まれたと伝わる、物語のはじまりにふさわしい島。

🎮

物語の世界へ

アニメや漫画をモチーフにしたテーマパークが、冒険心をかき立てる。

⛰️

山も海も畑も

自然豊かな絶景の数々。島まるごとが学びのフィールド。

🗺️

挑戦と脱皮

「挑戦」「脱皮」できる機会がちりばめられた、成長の旅。

▶ 行き先プレゼン本編

子どもたちが淡路島を選んだ、そのプレゼンテーションの様子をご覧いただけます。

EDIX TOKYO 2026 | 発表

淡路島って、どんなところ?

EDIXの舞台では、修学旅行の発起人「いーさん」と、南あわじ市ふるさと創生課・土居正典さんによるオンラインインタビューが行われました。島のリアルな姿と課題を、当事者の言葉で。

RPG風のいーさん
いーさん淡路島修学旅行 発起人
RPG風の土居さん
土居 正典 さん南あわじ市企画部ふるさと創生課 課長
Q.まずはじめに、淡路島がどんなところか教えてください。
A.淡路島は、兵庫県の最南端にある瀬戸内海で一番大きな島です。明石海峡大橋で本州とつながり、鳴門海峡大橋で徳島県ともつながる便利な場所。なかでも南あわじ市は農業がとても盛んで、日本一の淡路島たまねぎやレタスなど多くの野菜が育てられています。乳製品やハモ・鯛などの魚も水揚げされる「食の島」。さらに日本三大瓦のひとつ「淡路瓦」、約500年の歴史を誇る「淡路人形浄瑠璃」、世界遺産登録を目指す「鳴門海峡の渦潮」など、全国的に有名なものが沢山あります。
Q.とても素敵な島ですが、淡路島にはどんな課題があるのですか。
A.様々な問題がありますが、人口がどんどん減っていることが大きな課題です。約80年前には22万人以上が住んでいましたが、今は12万人ほどと約半分に。これからも減り続けると予想されています。人口が減ると、人手が必要な農業や漁業をする人たちが減り、これまでのような農業ができなくなる可能性があります。淡路瓦や淡路人形浄瑠璃などの伝統文化も、後を継ぐ人が少なくなるなど、多くの問題が出てきています。
Q.課題を解決するために、市内ではどんな取り組みをしているのですか。
A.市役所のなかや、地域のみなさんと話し合いながら解決策を考えています。南あわじ市では十数年前から、小学6年生が市の課題を見つけて発表する「子ども議会」という取り組みもあるんですよ。住んでいる方の生の声も大切ですが、いーさんのように南あわじ市に住んだことのない皆さんが島に来て、感じたことや見つけた課題を教えてくれたら、とても素晴らしいことだと思います。
Q.ニジアカ生に解決してほしい課題はありますか。
A.沢山ありますが、例えば南あわじ市のいいところを、もっと多くの方に伝えるアイデアを教えてほしいです。また、玉ねぎやレタスを収穫したときに「残渣」という沢山のごみが出てしまいます。こうしたゴミをうまく活用する方法を考えてもらえたら、とても参考になると思います。
CHAPTER 1 | クエスト

子どもたちに託された
7つのミッション

土居さんから託された課題をもとに、「広報大使」となった子どもたちが挑む7つのミッションが用意されました。 島を冒険しながら、ミッションを写真と動画におさめていきます。

MISSION 01

たまねぎを体験して撮影せよ!

MISSION 02

新たな映えスポットを見つけて撮影せよ!

MISSION 03

ゴミ拾いをしている姿を撮れ!

MISSION 04

小中学生視点の魅力を発見して撮影せよ!

MISSION 05

実際に農業体験している姿を撮れ!

MISSION 06

伝統文化を楽しそうにやる姿を撮れ!

MISSION 07

淡路島ならではの食べ物を撮れ!

DAY
1
挑戦と自立のはじまり

坂道、絶叫、そして芽生えた友情

ホテルからニジゲンノモリまでサイクリングで移動したチームを待っていたのは、地獄の上り坂。 Googleマップでは20分のはずのコースが、実際には1時間半。汗だくになりながら、自分の足でペダルをこぎ続けました。

「がんばろう」「あと少し」――自然と声をかけ合う子どもたち。 きっと大人になったとき、「そんなこともあったよな」と語り継がれるほどの友情が、この坂道で芽生えていました。

1日目のサイクリングの様子
地獄の上り坂に大苦戦 ― Googleでは20分のコースが、実際は1時間半
ニジゲンノモリでゴジラの前に立つ様子
ニジゲンノモリ ― ゴジラの設定が凝っていて、ジップラインも楽しかった

ニジゲンノモリでは、クレヨンしんちゃんの最高地上8mの上空を、命綱1本で進むアトラクションに挑戦。 誰も手助けできない、先に進むしかない状況。「自分の足と手で進むしかない…」と何度もくじけそうになりながら、子どもたちはゴールを目指しました。

クレヨンしんちゃんの空中アトラクションに挑戦
地上8m、命綱1本 ― 自分の手と足だけで進むしかないアトラクション

ゴジラのジップライン、NARUTO忍びの里の迷路大脱出――ミッション型のアトラクションの数々が、子どもたちの好奇心・挑戦心・自立心を刺激します。 チームで分かれて取り組んだことで、仲間意識も自然と芽生えていきました。

DAY
2
見て、食べて、感じる

島の食と伝統に触れた一日

2日目は、ミッション達成のために南あわじを中心に島を巡り、食と伝統文化を全身で感じた日になりました。

伊弉諾神宮で集合する子どもたち
伊弉諾神宮 ― ご祈祷の瞬間に立ち会え、歴史と伝統を感じた

伊弉諾神宮では、御朱印を目の前で書いていただき、ちょうどご祈祷の瞬間に立ち会うことができました。 凛と整った空気のなかで、子どもたちは島の歴史と伝統を肌で感じていました。

イングランドの丘「収穫食祭」では、淡路島の料理を心ゆくまで堪能。 普段は野菜があまり得意ではないという子どもたちも、甘くておいしいタマネギは毎食しっかりいただいていました。

夜は淡路食材を使ったBBQ。1日目を経て高まった友情とチーム力で、自分たちで野菜やお肉を焼いて食べました。 自分たちの手でつくって食べる――これも修学旅行ならではの体験です。

2日目の淡路食材を使ったBBQ
淡路食材のBBQ ― 高まったチーム力で、自分たちで焼いて食べた
うずしおクルーズから見た大鳴門橋と渦潮
うずしおクルーズ ― 渦潮が近くて大迫力、乗船中に飽きる瞬間がなかった
DAY
3
発信と提言

子ども視点の魅力を、島へ返す

最終日。この修学旅行に共感してくれた南あわじ市役所ふるさと創生課の方々の協力のもと、 「淡路島には子ども視点の魅力発見・発信が足りない」という課題から生まれた7つのミッションに、子どもたちが挑戦しました。

2日間で見つけた淡路島の子ども視点の魅力をまとめ、プレゼンテーションで発表。 そこには、大人では気づけない、子どもならではのまなざしが光っていました。

子どもたちが考えた、魅力発見のフレームワーク
🧅

おったまねぎ!

「おっ!(いいな)」と思ったポイント。島の魅力を見つけた瞬間。

🧅

ちょったまねぎ!

「もうちょっと!」と思ったポイント。こうだったらもっといいのに、という改善提案。

淡路島名物のたまねぎにかけた、子どもたちの言葉あそび。「いいね」と「もっと」の両面から島を見つめました。

子どもたちが見つけた「おったまねぎ!」と「ちょったまねぎ!」

道の駅淡路の映えスポット
道の駅淡路
🧅 おったまねぎ! 間近で見える大迫力の明石海峡大橋。映えスポットがたくさん
明石海峡大橋の前に立つ子ども
道の駅淡路
🧅 ちょったまねぎ! 海で遊べる場所がもっと欲しい
伊弉諾神宮の庭園を指さす子ども
伊弉諾神宮
🧅 ちょったまねぎ! もっと日本神話の世界に没頭できる仕掛けや、竹とか植えてほしい
顔出しパネルで写真を撮る様子
ニジゲンノモリ
🧅 ちょったまねぎ! 公園内の移動が大変。おすすめルートが欲しい

そして、NIJINアカデミーと南あわじ市の友好の証として、オリジナルデザインの旗を作成。 市役所に飾っていただけることになりました。

NIJINアカデミーと南あわじ市の友好の旗
友好の証 ― オリジナルデザインの旗を市役所に飾っていただけることに

南あわじ市役所の方々からは、課題解決に取り組んだことへの感謝状と、南あわじ市の非売品グッズが子どもたちに贈られました。

南あわじ市役所からの感謝状
南あわじ市役所からの感謝状 ― 課題解決への挑戦をたたえて
🧅

もっともっと、
「おったまねぎ!」
を一緒に増やしていきましょう

坂道を越え、空を渡り、島の食を味わい、伝統に触れ、そして自分たちの言葉で島の未来を語った3日間。 この旅は、子どもたち一人ひとりにとって新たな物語のはじまりになりました。

― NIJINアカデミー × 南あわじ市 淡路島修学旅行 ―

NIJINアカデミー|一人ひとりが主人公の旅

本記事は修学旅行の記録としてNIJINアカデミーが制作しました。