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設立の想い

設立の想い|NIJINアカデミー
NIJINアカデミーで学ぶ子どもたち
設立の想い

教育に、希望を持てる
世の中をつくる。

NIJINアカデミー校長 星野 達郎
校長メッセージ

なぜ、学校をつくったのか。

NIJINアカデミー校長 星野達郎
NIJINアカデミー校長
星野 達郎

ページをご覧いただき、ありがとうございます。NIJINアカデミー校長の星野達郎です。

10年前、私はグアテマラにいました。JICA海外協力隊員として派遣されたこの国で、教育の質が子どもの将来を決めてしまうという現実に出会いました。

JICA海外協力隊時代のグアテマラでの生活

街角で靴を磨いて家計を支えていた、ペドロという男の子がいました。ある日、彼は私にこう言いました。

「本当は、勉強したいんだ。」
「本当は、友達が欲しいんだ。」
「本当は、将来、世界中を旅してみたいんだ。」

けれどもペドロを待っていたのは、”靴磨き”が”靴磨き”のまま生きていかなければいけない現実でした。私は、その現実を変えたいと思いました。

01

場所の壁

学校がない、あるいは遠すぎて、通えない。

02

お金の壁

貧しさが、学びの入口を、最初から閉ざしている。

03

人の壁

先生が足りない、あるいは、教育の質が低い。

生まれた場所と環境だけで、夢を諦めざるを得ない子どもが、世界にはたくさんいます。10年前、私は何もできずに、日本へ帰国しました。

帰国後、私は青森県八戸市で小学校教諭として7年間、教壇に立ちました。そこで出会ったのは、学校で自分を出せない、たくさんの子どもたちでした。

真面目でおとなしいと言われていた子が、本当は明るくて朗らかで人懐っこい性格だったり。問題児だと言われる子が、実は家族思いの優しい子だったり。「学校じゃなかったら輝けるのに」「学校じゃなかったら希望を持てるのに」——そう感じさせられる場面に、何度も立ち会いました。

子どもは、この国の宝です。彼らが、この先の未来を創っていくのです。子どもが子ども時代を幸せに過ごせない国に、未来はありません。

だから私たちは、学校に行かなくても日本最高峰の教育を受けられる「オルタナティブスクール」を創ることにしました。それが、NIJINアカデミーです。

353,970人 小・中学校の不登校児童生徒数(令和6年度・過去最多)
12年連続 不登校児童生徒数の増加が続いている年数

不登校児童生徒数の推移(小・中学校)

出典:文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」
11.3万人
18.1万人
24.5万人
34.6万人
35.4万人
平成24年度
平成28年度
令和2年度
令和5年度
令和6年度
平成24年度の 11.3万人 を境に増加へ転じて以来、12年連続で増加を続け、令和6年度に 過去最多の35.4万人 となりました。
教師時代の想い

「先生あたし、学校合わないんですよね…」

教師時代の様子

高学年で担任したある児童から言われた言葉は、今も忘れることはありません。真面目で大人しいと言われていた彼女は、休み時間に独り読書をして過ごすようなお子さんでした。

本当は明るくて、朗らかで、人懐っこい性格にも関わらず、学校では本来の姿を出せないでいたのです。彼女だけではありません。

34万人 過去最多となった不登校児童生徒数

学校で好きな自分を出せずに苦しんでいる子どもが、こんなにも沢山いるのです。教師として子どもに教えてもらったことは、「明るくない子どもなんていない」「問題児なんていない」ということです。たったの一人として、暗い子ども、悪い子どもなんていないのです。

子どもの姿は国の未来。暗い顔で過ごす子どもを一人残らずハッピーにしたい。人生を懸けて、やっていこう。そんな想いで教師を辞め、NIJINを立ち上げました。

不登校は自己肯定感を奪う

不登校のきっかけは、実は人間関係が最も多いと言われています。先生や友達が悪いわけではなく、固定化された人間関係が何年も続く学校システムでは、合わなくなったときに苦しいのです。逃げ道がないのです。

不登校になると周囲の目が気になり、家からも出られなくなるお子さんが多いです。家から出られなくなると、豊かな教育体験や友達、信頼できる大人と出会う機会がなくなり、子どもが本来持っているはずの自己肯定感が奪われてしまうことが分かっています。

不登校を本質的に解決する

では、どうしたらいいのか。不登校問題は誰のせいなのでしょうか。私たちは、不登校は誰のせいでもないと考えます。最大の問題は、学校に行けなくなった途端に、教育の質を約束できない仕組みにあるのです。

そもそも、「不登校」という学校に行かないことが悪であるかのような言葉は、学校に代わる選択肢がないことから生まれた概念です。

だから私たちは、学校という「場所」に縛られず、誰もが自分のペースで質の高い教育を受けられる仕組みを一からつくることにしました。それが、NIJINアカデミーです。

子どもから教わったこと

なぜ、ここまでやるのか。なぜ、そこまでできるのか。そう聞かれることがあります。教師だったからです。

現場で自分を出せない子どもと沢山出会いました。学校じゃなかったら輝けるのに、学校じゃなかったら希望を持てるのに。

子どもは国の宝です。彼らがこの国の未来を創っていくのです。子どもが子ども時代を幸せに過ごせない国に未来なんてありません。だから、やるのです。

NIJINアカデミーで、子どもたちがどう変わったか

NHK「首都圏ネットワーク」に、
ニジアカが特集されました。

NHK首都圏ネットワーク特集の様子
写真の出典:NHK首都圏ネットワーク 2026年5月8日放送

先日、NHK「首都圏ネットワーク」に本校の取り組みを取材していただきました。番組で紹介されたのは、ある親子の歩みです。低学年で不登校になり、「学校には行かないといけない」と思い込んでいた——そんな親子が、どのように変わっていったのか。私自身の言葉で、あらためてお伝えしたいと思います。

1

声も、顔も出せなかった

本校に入ってきた当初、その子は声を出すことも、顔を見せることもできませんでした。けれど、これは特別なことではありません。本校に集う多くの子どもたちが、学校で自分を出せないまま、似たような状態からスタートします。「自分を出してはいけない」と、どこかで身につけてしまっているのです。

2

勇気を出して打った、一つのチャット

変化のきっかけは、本当に小さな一歩でした。その子が勇気を出して打った一つのチャットを、先生が見つけ、受け止めた。そこから、同じ境遇の仲間に出会い、少しずつ、学ぶおもしろさや、人とつながる喜びを取り戻していきました。そして、笑顔が戻るのです。子どもに笑顔が戻ることが、親にとってどれだけの安心か。保護者の方の気持ちに想いを馳せると、込み上げてくるものがあります。

3

母と離れ、友だちと笑い合う

元気を取り戻した彼は、リアルの教室(東京学芸大学内のラボ校)にも通いはじめました。どこへ行くにもお母さんと一緒でないとだめだった我が子が、友だちと楽しそうに過ごしている。その光景が、保護者の方にとってどれほど大きな意味を持つか。想いを馳せると、胸に迫るものがあります。

リアル教室で友だちと過ごす様子
4

いま、彼はAIアプリの開発に挑んでいる

そして今、彼はAIを活用した学習アプリの開発に挑戦しています。学校は合わなかったけれど、自分に合った環境でなら、学ぶことは楽しい——彼は、そのことに気づいたのです。自分なりに調べ、工夫し、企業の社長に自らプレゼンもしました。うまくいかないことを何度も繰り返しながら、一歩ずつ前へ進んでいます。

AIアプリ開発に取り組む様子

「学校が合わなかった」ことは、その子の落ち度ではありません。合う環境に、まだ出会えていなかった。ただ、それだけのことです。

一人ひとりに合った環境さえあれば、子どもは自分の力で、学ぶ喜びも、人とつながる喜びも取り戻していける。私はこの親子から、あらためてそれを教わりました。NIJINが「教育から世界を照らす」と掲げるのは、こうした一人の笑顔を、一人でも多く取り戻したいからです。これからも、その挑戦を続けていきます。

これから

不登校が、希望に変わる社会へ。

「学校が合わない」ことは、失敗でも落ち度でもありません。合う環境と出会えれば、子どもは自分の力で前に進んでいけます。NIJINアカデミーは、これからも一人ひとりに合った学びの環境をつくり続け、不登校が希望に変わる社会を目指します。

まずは知ることから

お子さんに合う学び方、
一緒に見つけませんか。

体験会では、実際の校舎やメタバース空間の雰囲気を体感いただけます。まずはお気軽にご参加ください。

校長の想いを、動画でも

タツロー校長がお話しします。