「学校で笑った顔を見たことがありません。」
学校の先生からそう言われていた男の子がいました。
その子の名前は、うゆきち。
学校には仲の良い友達もいました。
でも、なぜか学校には馴染めなかった。
周りの子と比べてしまう。
うまく話せない。
自分は暗い人間なんだ。
そんな風に思っていました。
しかし、NIJINアカデミーとの出会いがうゆきちの人生を大きく変えてくれました。
今回はNIJINアカデミースタッフさっちーが、クラスのムードメーカー的存在の男の子を取り上げます。
PCひとつで広がった世界

最初は半信半疑でした。
でも、パソコンを開くとそこには今まで知らなかった世界がありました。
全国の友達。
面白くて優しい先生たち。
自分の好きなことを話せるさっちー①クラスの仲間たち。
画面の向こうにいるはずなのに、
みんながすぐそばにいるような感覚でした。
今まで一人で抱え込んでいた悩みが、
少しずつ小さくなっていきました。
うゆきちは、NIJINアカデミーでみんなを楽しませる存在となり、声も入学当初よりも元気になりました。
でも修学旅行は不安だった…
そんなうゆきちにも、大きな挑戦がありました。
通っている小学校の修学旅行です。

「バス酔いしたらどうしよう…」
「お風呂の不安…」
「途中で苦しくなったらどうしよう…」
実際に初日は不安が大きくなり、
一緒に来てくれていたお母さんと合流して、みんなとは別行動を選びました。
「やっぱり無理かもしれない…」
そんな気持ちもあったそうです。
ニジアカのみんなに勇気をもらった
しかし、2日目の朝。
うゆきちは再びみんなと合流することを決意しました。
それでも合流するまでの待ち時間は、不安が消えませんでした…。
そんなときに少しだけ参加できたのが、よっちゃんのホームチーム。
そこには、いつも一緒に過ごしているさっちー①クラスの仲間たちも後から登場しました。
「おーうゆきちじゃん!」
いつも通りの元気なよっちゃんの声。
みんなの変わらない明るさ。
その瞬間、
不安でいっぱいだった心が少し軽くなりました。
「みんなのところへ合流しよう!」
そう思えたのです。

「行くか」「行かないか」じゃなくていい
修学旅行を終えたうゆきちは、
こんなことを話してくれました。
「行くか、行かないかじゃない。」
「『どれだけ参加できそうか』を考えればいいんだ。」
100%できるかどうかではなくていい。
途中で休んでもいい。
少し離れてもいい。
また戻ってきてもいい。
そう思えるようになったのです。

笑顔を知らない小学校の先生へ
もし今、当時の小学校の先生がうゆきちを見たら驚くかもしれません。
「笑った顔を見たことがない。」
そう言われていたあの男の子が、
仲間と笑い、
挑戦し、
修学旅行の楽しみ方を自分で探し、自分のペースで前へ進んでいるのですから。
そして、修学旅行で体験したことをニジアカのみんなに伝えるために全校HRで発表してくれました。
それもこれも、自分と同じように不安に思う仲間のために
こんな考え方もあるよ、と『伝えたい』
その思いだけでした。
自分の胸の内を明かすことはとても勇気がいることで、何度も発表スライドの言葉を消しては書き…を繰り返しようやく完成。
みんなの心を動かし、みんなが感動する発表をしてくれました。

人は変われます。
その子らしくいられる場所と、安心して戻れる仲間がいれば、人は一歩ずつ前に進むことができます。
うゆきちの挑戦は、これからも続いていきます。
そして私は、うゆきちの成長を見ながら改めて感じました。
人は一人で成長するのではなく、支えてくれる仲間や応援してくれる人とのつながりの中で成長していくのだと。

これからも、うゆきちらしく。
そして、仲間とともに歩んでいけるよう引き続き伴走させていただきます。
うゆきちPart2も乞うご期待!!(笑)

