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母子分離不安との向き合い方|8つのサインと学校に頼める6つの選択肢【2026年版】
母子分離不安の子にやさしく寄り添う親子のイメージ
HOW TO COPE / 後悔しない向き合い方のヒント

母子分離不安
との向き合い方

「母親のせい」ではありません。
医学情報から学校への相談まで、公的資料でまとめました。

3問の診断7つのステップ8つのサイン
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いま、いちばん気になっていることは?

3 QUESTIONS

3問で、うちの子に合う読み方を知る

1お子さんはいま何歳くらいですか?

2最近の様子にいちばん近いのは?

3いちばん気になっていることは?

3問すべて選ぶと、結果が表示されます

あなたのご家庭におすすめの読み方

STEP1 → STEP4 → STEP5STEP6 → STEP2 → STEP5STEP7 → STEP4 → STEP2

  • 未就学〜低学年は無理に離す練習は不要。安心の土台づくりを優先しましょう。
  • 低学年は「別れ方を毎回同じに」が効果的。朝の見通しが立ちやすくなります。
  • 中〜高学年は学校以外の居場所も選択肢に。安心できる場を増やしましょう。
  • 朝の別れがつらいならSTEP6の段階的な進め方が参考になります。
  • 体の症状が出ているなら否定せずSTEP7の相談目安を確認しましょう。
  • 登校できない日が続くならSTEP6の選択肢を早めに検討しましょう。
  • まずSTEP1の「誤解と事実」を確認し、自分を責めすぎないで。
  • 相談前にSTEP2の8つのサインを整理すると伝えやすくなります。
  • 先にSTEP7の相談の目安をチェックしましょう。

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7 STEPS

母子分離不安との向き合い方 7つのステップ

上から順に読むと必要な情報が見つかります。

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STEP1
STEP 1 | 結論

「母親のせい」という誤解と、確かめられる事実

不安な様子を見せる子どもに寄り添う保護者
正常な反応ほぼすべての子に起こる発達過程
きっかけ身近な人の死・転居・転校などのストレス
相談の目安強い不安が1か月以上続くこと
大切なこと母親を責めず、保護者を支えること
よく言われること公的・医学情報で確認できること家庭でできること
「甘やかした・抱っこしすぎたから」愛着ある相手から離れる際の反応で、ほぼ全員に起こる正常な反応。求めてきたら応じてOK。離れる練習は短さから。
「仕事をしていて寂しい思いをさせたから」引き金は身近な人やペットの死・転居・転校などのストレス。就労が原因とはされていません。環境が変わる前に、次に何が起こるかを具体的に伝えます。
「そのうち治るから様子を見ればいい」1か月以上続き、生活に支障が出ている場合は相談の対象に。4週間を目安に、専門機関へ早めに相談します。

なぜ起こるのか|考えられる3つの背景

気質的な要因

敏感な気質(HSCなど)の子ほど引き金になりやすい

環境の変化

入園・入学・引っ越しなど、環境変化がきっかけに

相互作用的な要因

保護者の不安が伝わることも。家庭の安心感が影響し合う

出典:にじいろ「母子分離不安とは?原因・年齢別の特徴と対応法」

動画で見る|脱・学校のタツロー校長「母子分離不安と不登校の関係」

脱・学校のタツロー校長「母子分離不安と不登校の関係」動画サムネイル 【母子分離不安】をはじめとする「学校に行けない子」の問題にはある共通点があります

星野達郎校長が解説。分離不安は脳の「危険信号」への自然な反応で、対応を誤ると長期化するため注意が必要です。

出典:にじいろ「母子分離不安とは?原因・年齢別の特徴と対応法」/脱・学校のタツロー校長「母子分離不安と不登校の関係」

STEP2
STEP 2 | サイン

医学情報に書かれている8つのサイン

#医学情報に書かれている様子家庭・学校で見えやすい形(例)
1別れの場面で強い苦痛を示し、行かないよう必死に頼む玄関や校門で毎朝長い時間離れられない。泣きくずれて親が立ち去れない
2離れている間、再会することばかり考える学校から何度も「ママどこ?」と確かめる。迎えの時間を何度も聞く
3自分や親に恐ろしいことが起こるのではという持続的な心配「ママ死なない?」「事故にあわない?」と繰り返し確かめる
4一人でどこかへ行くこと(学校・キャンプ・友達の家)を拒む習い事・友達の家・宿泊行事を嫌がる。学校も「ママと一緒なら」
5部屋に一人でいられず、家の中でも親にしがみつくトイレやお風呂の前までついてくる。別の部屋に行くと探しに来る
6寝付くまで親や保育者が部屋にいないと嫌がる一人で眠れない。夜中に親の布団へ来る
7家族が惨事に巻きこまれるなど、恐怖が表れた悪夢怖い夢で夜中に起きる。夢の内容が「家族がいなくなる」
8頭痛や胃痛などの身体症状登校前だけお腹や頭が痛い。休日や親といる時は元気

※「当てはまる数」で診断が決まるものではありません。診断は医師だけが行えます。

年齢ごとに、特に出やすいサイン

0〜3歳後追い・夜泣き
3歳〜就学前登園しぶり・別れ際の号泣
小学校低学年体の症状(腹痛・頭痛)
小学校中〜高学年登校前の強い不安
4週間以上続く相談を検討する目安

出典:にじいろ「母子分離不安とは?原因・年齢別の特徴と対応法」をもとに、家庭での見え方に言い換えたもの

母子分離不安のセルフチェックリスト|家庭でできる10項目

DSM-5の診断基準を参考にした、状態を整理するためのチェックリストです(診断はできません)

ここが大切

複数該当し4週間以上続く、生活に支障が出ているなら専門機関へ相談を。

出典:American Psychiatric Association『DSM-5』/にじいろ「母子分離不安とは?原因・年齢別の特徴と対応法」

NIJINアカデミーのメタバースキャンパスで学ぶ子どもたち

「離れる」ことを急がなくていい。
安心は、積み重ねていくもの。

STEP3
STEP 3 | 年齢別

年齢による「強さ」の傾向を見る

0〜1歳

後追いが始まる時期

見られやすさ
ほぼ全員に見られる時期
1〜3歳

後追い・人見知りのピーク

見られやすさ
最も自然に見られる時期
3歳〜就学前

登園しぶり・別れ際の号泣

見られやすさ
別れ方の工夫が効きやすい
小学校低学年

行き渋り・体の症状

見られやすさ
体調の訴えを否定しないことが鍵
小学校中学年

登校前の不安・友人関係の影響

見られやすさ
居場所を広げる工夫が有効
小学校高学年

進路や環境変化への不安

見られやすさ
学校以外の選択肢も視野に

※バーは見られやすさの目安で、医学的尺度ではありません。個人差があります。

診断や治療の判断は、医療機関で。

年齢はあくまで目安。自己判断で決めつける必要はありません。

出典:にじいろ「母子分離不安とは?原因・年齢別の特徴と対応法」

STEP4
STEP 4 | 見きわめ

「母子分離不安」と「分離不安症」の違い

母子分離不安は日常語で、診断名ではありません。医学的な診断名は「分離不安症」です。

母子分離不安
発達の過程で見られるもの
分離不安症
見られる時期主に乳幼児期。環境の変わり目に一時的に強まることも年齢に不釣り合いなほど強い不安が続く
続く期間数日〜数週間で和らいでいくことが多い4週間以上続くことが一つの目安とされる
生活への影響登園をしぶるが、慣れると過ごせることが多い登校できない、ひとりで眠れないなど生活に支障が出る
体の症状出ないことも多い頭痛・腹痛・吐き気などをくり返す
対応見通しを伝え、安心して送り出す関わりを続ける小児科・児童精神科・スクールカウンセラーに相談する
「年齢を考慮してもなお」が大切

2歳の子が母親と離れて泣くのは自然な反応で、分離不安症ではありません。(出典:国立精神・神経医療研究センター)

診断ができるのは医師だけです。自己判断で決めつける必要はありません。

STEP5
STEP 5 | 今日から

母子分離不安への関わり方 6つのステップ

無理に引き剥がす対応は不安を強めることがあります。意思の弱さではないため、力ずくで解決しないことが大切です。

避けたい対応(NG)意識したい対応(OK)
無理やり引き剥がす、泣いていても置いていく短い時間から段階的に慣らし、必ず戻ることを伝える
「甘えているだけ」「わがまま」と突き放す不安の強さを否定せず、まず受け止める
離れる場面を長々と引き延ばす「行ってきます」を短く、落ち着いた態度で伝える
他の子と比べて急かす本人のペースでの小さな進歩を認める

出典:にじいろ「母子分離不安とは?原因・年齢別の特徴と対応法」

今日から意識したい6つの関わり方

1
離れる時は「短く、必ず戻る」「〇時には戻るよ」と短く伝えて送り出す
2
「行ってきます」の儀式をつくるハイタッチなど、同じ小さな習慣で見通しを
3
不安な気持ちを否定しない「怖かったね、でも頑張ったね」と過程を認める
4
保護者自身が不安な顔を見せない緊張は子どもに伝わりやすいもの
5
愛着対象以外との時間も作る他の家族とも安心して過ごせる時間を
6
小さな「できた」を積み重ねる短時間離れられた成功を一緒に確認する
安心は、積み重ねていくもの。

不安を出せるのは信頼がある証。急いで作るものではありません。——星野達郎(NIJINアカデミー校長)

保護者の声

母子分離に不安があった娘さんが、入学初日に「友達できたよ!」と笑顔で話してくれました。

出典:にじいろ「母子分離不安とは?原因・年齢別の特徴と対応法」

STEP6
STEP 6 | 通い方

学校に頼める「離れ方」の6つの選択肢

文科省の通知(令和元年)は、保健室等を活用し段階的に適応を図る工夫の重要性を示しています。段階を踏むのは国も認めるやり方です。

選択肢どんな形か向いている場面
① 付き添い登校最初は保護者が同じ部屋→廊下→校内の別室、と距離を段階的に広げる朝の別れがいちばんつらい時期
② 時差登校・短時間登校2時間目から、給食まで、など時間をずらす・短くする朝の会・登校班・昇降口の混雑がつらい
③ 保健室・相談室等の別室登校教室以外の部屋で過ごし、少しずつ教室へ教室の人数や音が負担。安心できる大人がいる
④ 校内教育支援センター校内の別室で、自分のペースで学ぶ学校には来られるが、教室には入れない
⑤ 教育支援センター市区町村が設置する学校外の通所施設(旧・適応指導教室)学校の建物そのものがつらい
⑥ 自宅でのICT学習・オンラインの学び場家から参加する。親と同じ空間から始められる「離れる」こと自体をいったん保留したい

段階的に離れる進め方の例

子どもの様子を見ながら調整する一例です

1〜2週目
3〜4週目
5〜6週目
7週目〜
朝の別れ
保護者が同室
校門まで見送り
校門まで見送り
1人で登校を試す
教室・別室
保健室で保護者と
保健室に1人
別室↔教室
教室で過ごす時間を延長
放課後
家で振り返り
家で振り返り
短時間の外出練習
友達と過ごす時間
保護者が付き添う段階距離を少しずつ広げる段階1人でできることが増える段階
担任に伝えるときの言い方(例)

「最初の2週間は1時間目まで付き添い、その後は保健室まで、という段階を一緒に決めさせてください」

行けない日の学びをどう扱うか

出席扱いも選択肢に

文科省の通知で、自宅ICT学習は校長判断で出席扱いにできます

記録は3つだけ

①学習時間 ②内容 ③本人の様子。ノートに3行で十分です

「行かせない」≠「何もしない」

起床・就寝時刻、毎日の小さな習慣、週1回の外出だけは残しましょう

出典:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日/「COCOLOプラン」令和5年3月

STEP7
STEP 7 | 相談の目安

受診・相談の目安(専門機関の基準から)

「甘えか、相談すべきか」——専門機関が示す目安を整理しました。診断ではなく、相談を考えるための材料です。

1つでも当てはまれば専門機関へ相談を検討してください。
24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310子ども本人からも、保護者の方からでも相談できます。全国共通・24時間・無料

相談の順番に迷ったら

相談先に迷ったときの一般的な流れです

① 担任・スクールカウンセラー→② かかりつけの小児科→③ 自治体の教育相談・子ども家庭支援センター→④ 児童精神科

母子分離不安はいつまで続く?見通しと注意したいサイン

多くは2〜3歳頃までに落ち着きますが、個人差があり低学年まで続くことも。次のサインに注意。

長引きやすい・注意したいサイン
新学期・進級・転校のたびに不安がぶり返す
腹痛・頭痛などの身体症状が4週間以上続く
不安で登校・登園できない日が増えている
「消えたい」「いなくなりたい」と口にする

4週間以上続き生活に支障が出ている場合、DSM-5基準で分離不安症に該当することも。気になる時点で専門機関へ相談を。

母子分離不安と不登校・行き渋りの関係

長引くと低学年では行き渋り・不登校のきっかけに。無理な登校は逆効果になりやすく、家庭を起点に関わりを広げる視点が助けになります。

あわせて読みたい

母子分離不安とは?原因・年齢別の特徴と対応法|にじいろ 母子分離不安とは?「母親のせい」ではない理由と年齢別の対応|にじいろ

年齢別の特徴からチェック表、相談の目安までまとめた総合ガイド。

出典:文部科学省「子供のSOSの相談窓口」/American Psychiatric Association『DSM-5』(分離不安症は18歳未満で症状が4週間以上持続していることが診断の要件)

AVOID REGRET

よくある後悔と、その避け方

不安を「気の持ちよう」と片付けてしまった
分離不安は正常な発達反応(STEP1)。まず気持ちを受け止めることが近道です。
無理に引き離してしまった
STEP6の段階的な進め方を参考に。急な分離は不安を強めることがあります。
一人で抱え込んでしまった
学校・小児科・カウンセラーに早めに共有を(STEP7参照)。
「学校に行かせること」だけを目標にした
出席以外の居場所も選択肢に(STEP6のオンライン学び場など)。
OUR CASE

NIJINアカデミーという選択肢

NIJINアカデミーのイベントに集まった子どもたちと大人

リアル×メタバースのオルタナティブスクール。校長は元小学校教員の星野達郎(脱・学校のタツロー校長)。

オンライン中心の少人数制で、カメラ・音声オフでの見学も可能。8〜10人クラス+専任担任で本人のペースに合わせます。在籍校と連携し出席扱いになることも。

97%出席扱いを希望した生徒の認定率(2025年1月時点、最終判断は在籍校)
900名超全国から通う小中学生
100コマ/月全教科の対話型授業。平日毎日開校
8〜10人少人数クラス・担任制

メタバース通学 月25,443円(税込)/入学金33,000円。毎日対面ではなく、リアル教室は地域ごとに週1日〜。出席認定率は株式会社NIJIN公式プレスリリース(2025年1月時点)。2026年9月時点。

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FAQ

よくある質問

Q子どもが「学校に行きたくない」と言ったら、無理に行かせるべき?

理由を否定せず受け止め、子どものペースに寄り添うことが回復の近道です。

Q小学生の行き渋りは、いつまで続きますか?

個人差が大きく数日〜数か月様々。焦らず家庭を安心できる基地にすることが最優先です。

Q母子分離不安は「甘え」なのでしょうか?

甘えではなく、子どもが安心を求める自然な発達過程のひとつです。

Q診断がなくてもNIJINアカデミーに相談・体験できますか?

はい。診断の有無に関わらずご相談いただけます。入会前の相談・見学だけでも大丈夫です。

Q母子分離不安は病気なのですか?

それ自体は病気ではなく発達段階の一部ですが、強く長く続き生活に支障が出る場合はDSM-5基準で「分離不安症」として医療的対応が検討されます。

Q中学生になっても分離不安があるのは異常ですか?

思春期以降に見られることも珍しくありません。「年齢的におかしい」と否定せず背景に目を向けましょう。

Q何歳までなら様子を見ていい、という目安はありますか?

2〜3歳頃までは発達的に自然。それ以降も4週間以上強い不安が続くなら相談を検討してください。

Qセルフチェックで当てはまる項目が多かったら、すぐ受診すべきですか?

チェックリストは目安で診断はできません。長期間当てはまり生活に支障が出ている場合は専門機関へご相談を。

Qきょうだいで分離不安の強さに差があるのはなぜですか?

気質や生まれた順番、家庭内での役割の違いなどが影響すると考えられます。比較せず尊重を。

Q母親(主な養育者)以外にも分離不安は起こりますか?

はい。主な愛着対象が父親や祖父母でも起こります。本人にとって安心できる存在を基準に考えてください。

選ぶ前の「迷っている段階」から、
ご相談ください

無料の体験説明会でメタバース校舎の授業をご覧いただけます。保護者だけの参加もOK。

希望者の出席認定率 97%顔・声出しなしOK在籍校と連携可

公開日:2026年8月8日/最終更新日:2026年9月27日|編集:NIJINアカデミー
参考文献:にじいろ「母子分離不安とは?原因・年齢別の特徴と対応法」/脱・学校のタツロー校長「母子分離不安と不登校の関係」/文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年/文部科学省「令和6年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」/国立精神・神経医療研究センター「こころの情報サイト」/American Psychiatric Association『DSM-5』/株式会社NIJIN公式プレスリリース(出席認定率97%、2025年1月時点)