ASDの二次障害とは?サインのチェックと防ぐ関わり方|不登校・うつを防ぐ親のガイド
NIJINアカデミーの子どもたち
ASD / 二次障害を防ぐガイド

ASDの二次障害
サインと、防ぐための関わり方

もともとの特性より、二次障害のほうが長く苦しめることも。
起きる流れ・サイン・予防・環境の整え方を、NIJINの実例でまとめました。

3問の診断7つのステップ6項目のサインチェック
FIND YOUR WORRY

いま、いちばん気になっていることは?

3 QUESTIONS

3問で、うちの子に合う読み方を知る

1お子さんはいま、どんな状態ですか?

2いちばん気になっている背景は?

3いちばん知りたいことは?

3問すべて選ぶと、結果が表示されます

あなたのご家庭におすすめの読み方

STEP5 → STEP1 → STEP2STEP6 → STEP3 → STEP7STEP4 → STEP2 → STEP5

  • 行きづらい日があるなら、無理に毎日を目指さなくて大丈夫。まずSTEP1で、確かめられる事実を確認しましょう。
  • ほとんど登校できていないなら、STEP6の選択肢から、今の本人に合う居場所を探しましょう。
  • 学校以外の学びも考えているなら、STEP6の選択肢と出席扱いの考え方、STEP7の費用が参考になります。
  • 人間関係の負担が大きいなら、少人数・オンラインの場が合うことも(STEP3・STEP6)。
  • 疲れや体調が気になるなら、STEP2のサインと、STEP4の相談先を確認しましょう。
  • 勉強・授業のしんどさが背景なら、STEP4の学校への相談と、STEP6の学びの場を確認しましょう。
  • まずSTEP5の関わり方を確認し、自分を責めすぎないで。
  • 学校内外のSTEP6の選択肢と、出席扱いの考え方をチェックしましょう。
  • 相談先・診断が気になるなら、STEP4の相談先と進め方を参考に。

顔も声も出さず参加できるメタバース校舎。平日毎日開校。 LINEで相談する →

NIJINアカデミーは、在籍校の出席扱いの相談にも対応しています(最終判断は在籍校)。 無料体験説明会を見る →

7 STEPS

ASDの二次障害 7つのステップ

上から順に読むと必要な情報が見つかります。

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STEP1
STEP 1 | 結論

ASDの二次障害とは|起きていく流れ

発達障害の二次障害とは、ASD(自閉スペクトラム症)などもともとの特性そのものではなく、特性が理解されないまま「できない」経験や叱られる経験が重なって起こる、二次的な困りごとです。自信をなくし、やがて行き渋り・不登校、気分の落ち込み、反抗といった形で表れます。もともとの特性よりも、この二次障害のほうが本人を長く苦しめることも少なくありません。

特性そのものとは別のもの「できない」経験や叱られる経験が重なって起こる
自信を失っていく自己肯定感が下がり、行き渋り・不登校に
気分の落ち込みや反抗も形を変えて表れることがある
予防できる合う環境での「できた」が輪を断つ

二次障害が起きていく流れ

① 特性が理解されない「できない」が続く
② 叱られる注意される経験が増える
③ 自信をなくす自己肯定感が下がる
④ 二次的な困り行き渋り・不登校・反抗
断つカギ合う環境での「できた」
二次障害を防ぐ最大のポイント

「できない」を責めるのではなく、できる形に環境を変えること。安心できる場で成功体験を積み直すことが、自信の回復と次の一歩につながります。

出典:発達障害・グレーゾーンの子が通えるフリースクール/ASD中学生のチェックリスト

ASDの子が理解されないまま力で押さえつけられると、誰にも理解されない絶望感から、深刻なうつ病や完全な引きこもり(二次障害)へと進行することがあります。

出典:ASD中学生のチェックリスト

ASDの二次障害の主な種類|内側に向かうもの・外側に向かうもの

二次障害の表れ方は、気持ちが内側に向かう「内在化」と、行動として外に向かう「外在化」に大きく分けて考えられます。どちらも本人の性格の問題ではなく、環境とのミスマッチが続いているサインです。

種類主な表れ方気づきにくさ
内在化
気持ちが内側に向かう
不安・緊張が強い/気分の落ち込み(抑うつ)/こだわりや確認がやめられない/ひきこもり/頭痛・腹痛など体の症状静かに進むため、学校では「問題なし」に見えやすい
外在化
行動として外に向かう
反抗・暴言/家庭内での暴力/ルールを破る行動「反抗期」「わがまま」と誤解され、叱られてさらに悪化しやすい
どちらからも行き渋り・不登校/昼夜逆転内在化・外在化のどちらの結果としても表れる

※病名にあたるかどうかは医師が判断します。ここでは家庭で様子を見るときの目安として整理しています。

出典:国立特別支援教育総合研究所「二次障害の理解と対応」/兵庫県立特別支援教育センター「二次障害の早期発見と予防」

STEP2
STEP 2 | サイン

ASDの二次障害のサイン|6項目チェックと過剰適応

二次障害は、特性そのものより生活を壊します。次の6項目で、今の状態を整理してみてください。

3つ以上当てはまる・長く続くときは、休養と相談を早めに。診断ではなく目安です。

出典:ASD中学生のチェックリスト

学校で「問題なし」と言われる子ほど要注意|過剰適応のサイン

見るところサイン
帰宅直後ランドセル(かばん)を置いたまま動かない/すぐ横になる
家での言葉遣い学校での様子を聞くと「ふつう」としか言わない
きょうだいへの当たり方家の中でだけ攻撃的になる
週末・長期休み一日じゅう寝ている/外に出たがらない
体の症状日曜の夜や連休明けの前日に腹痛・頭痛が出る
学校からの評価「しっかりしています」「問題ありません」と言われ続けている
本人の言葉「疲れた」「何もしたくない」が増える

出典:ASD(自閉スペクトラム症)の小学生の特徴

こんな状態が続くときは専門家にも相談を

眠れない・食べられない状態が続く、強い腹痛や頭痛が毎朝続く、気分の落ち込みが強く笑顔が減った、「消えたい」といった言葉が出る場合は、小児科・児童精神科やスクールカウンセラーへ。大げさかなと思うくらい早い相談で構いません。

ひとりで抱え込まず、NIJINの無料相談会へ

LINEからいつでも相談できます。相談だけでも、保護者だけでも大丈夫です。

出典:不登校の前兆・サインとは?

NIJINアカデミーの子どもたち

消耗する前に、
合う環境で、もう一度「できた」を。

STEP3
STEP 3 | 背景

背景にある特性と環境のミスマッチ

二次障害の背景には、ASDの特性と環境のミスマッチがあります。代表的な特性と、それが学校でどう衝突するかを見てみましょう。

コミュニケーションのズレ

言葉を文字通りに受け取りやすい。「ちょっと待ってて」が何分か分からずパニックになることも

冗談や皮肉が通じにくい
変化への強い抵抗

いつもと同じに安心する。通学路や時間割の変更など予測不能な事態でパニックに

マイルールを崩されるのが苦手
集団行動での感覚過敏

歓声・ピストル音、においや服のチクチク感などを、単なる好き嫌いではなく「痛み」として感じる

脳の感覚処理の特性

出典:ASD(自閉スペクトラム症)の小学生の特徴

場面別|「困った行動」の前に起きていること

よくある場面起きていることその場でやること次に用意しておくこと
予定が変わって混乱する見通しが崩れて不安になっている変更点だけを短く、視覚で伝える「変更があるかもしれない」を前もって伝える習慣
指示が通らない一度に複数の情報を処理しきれていない指示を1つずつに分ける指示は口頭+書いたものの2つで渡してもらう
音や光を嫌がる感覚の負荷が限界に来ているその場から離れてよいことにするイヤーマフ、席の位置、休憩できる場所
言葉を字義どおり受け取る比喩や遠回しの表現が伝わっていない具体的な言葉に言い換える皮肉・冗談を避けてもらうよう担任に依頼
同じことにこだわる安心の手がかりになっている無理に止めないこだわりを活かせる係や役割を作る
家に帰ると崩れる学校で合わせ続けた反動が出ている家では何も求めない学校の負荷そのものを減らす相談をする

出典:ASD(自閉スペクトラム症)の小学生の特徴

中学生の場合|思春期の反抗との違い

場面思春期によくあることASDの特性として起きていること
親と話さない親にだけそっけない。友人とはよく話す家でも学校でも会話量が同じように少ない
予定が変わったとき文句は言うが受け入れる強い混乱になり、切り替えに時間がかかる
集団行動面倒がるが、必要な場面では合わせる合わせ方そのものが分からず疲弊する
こだわり流行や趣味が短期間で移る何年も同じ対象が続き、中断を強く嫌がる
帰宅後だらける/スマホを見る力尽きて動けない。会話にも反応できない

出典:ASD中学生のチェックリスト

STEP4
STEP 4 | 相談・配慮

急ぐのは消耗を減らすこと|相談先と学校の配慮

相談先相談できること
学校のスクールカウンセラー・担任学校での様子や配慮の相談
教育支援センター(適応指導教室)不登校・行き渋りの相談
発達障害者支援センター・子育て支援窓口特性や発達の相談
小児科・児童精神科診断や医療的なサポートが必要なとき
急ぐのは診断を取ることではなく、消耗を減らすこと

不安、抑うつ、昼夜逆転、不登校といった二次障害は、特性そのものよりも生活を壊します。診断は数か月待てますが、消耗は待てません。

順番相談先ポイント
1担任まず学校での困りごとを具体的に伝える
2特別支援教育コーディネーターどの学校にも配置されている役割の先生
3自治体の教育センター・教育相談室学校で決まらないとき

※学校での様子を書いた1〜2週間の記録があると、話が「様子を見ましょう」で終わらずに具体化します。

診断がなくても学校に頼めること

「診断がついていないから、学校にはお願いできない」と考えている保護者は多いのですが、これは誤解です。配慮を求めるのに診断書は必須ではありません。実際に困っている場面があれば、そこから相談を始められます。

制度としての裏づけ

障害者差別解消法により、公立学校は2016年4月から合理的配慮の提供が法的義務とされています。私立学校を含む事業者についても、2021年の法改正により2024年4月から法的義務となりました。ここでいう配慮は特別扱いではなく、同じ土俵に立てるようにするための調整です。

通常学級のままで頼めること

場面頼めること
座席・指示座席の位置を決める/指示を口頭と書いたものの両方でもらう
予定・行事予定の変更を前もって知らせてもらう/行事への参加の仕方を選べるようにする
感覚・休息イヤーマフの使用を認めてもらう/疲れたときに行ける場所を決めておく
宿題・テスト宿題の量や提出の形を変える/テストを別室で受ける
伝え方の型:3つで話す

①どの場面で(いつ・どの教科・どんなとき)②何が起きていて(本人の様子)③どうなると助かるか(具体的な形)。診断名や原因の説明から入るより、この順番のほうが学校側も動きやすくなります。

出典:ASD中学生のチェックリスト/ASD(自閉スペクトラム症)の小学生の特徴

STEP5
STEP 5 | 予防

二次障害を防ぐ家庭での関わり方

1
帰宅後の1時間を「何も要求しない時間」に宿題も会話も求めない。学校で使い切った分を戻す時間として確保
2
予定を文字で見えるようにする口頭の連絡は消える。今日と明日の予定を紙かメモで共有する
3
学校には「量」ではなく「形」の配慮を頼む人数の多い場面を1つ抜く、発表の形を変える、など

出典:ASD中学生のチェックリスト

してあげたいこと避けたいこと
できたことや挑戦した過程を具体的にほめる「なんでできないの」と繰り返し問いつめる
指示は短く・ひとつずつ。手順や予定を目に見える形にするほかの子やきょうだいと比べる
苦手は道具や工夫でカバーする(タイマー・チェックリストなど)「気合が足りないだけ」と特性を努力の問題にする
得意や「好き」を一緒に見つけ、伸ばす一度にたくさんの指示を出す/長時間がんばらせる
学校や支援者と情報を共有し、無理のない目標を決める

出典:発達障害・グレーゾーンの子が通えるフリースクール

学校で「問題なし」と言われる子ほど要注意

外では怒られないよう特性を押し殺して「普通の子」を演じ(マスキング)、家に帰ると反動で大暴れしたり、急に朝起き上がれなくなったりすることがあります。これはエネルギーが枯渇した限界のサイン。「学校ではできているんだから」と無理に行かせず、まず休ませて、家庭を安全基地にしてください。

STEP6
STEP 6 | 環境

環境を変える選択肢と学びの場

配慮を頼んでも変わらず、環境が合わないまま本人が消耗していく場合は、環境そのものを変える選択肢を考える段階です。

選択肢特徴向いているケース
通常学級みんなと同じ環境。配慮は担任次第大きな困りがなく配慮で過ごせる場合
通級指導教室在籍は通常学級。週数時間、個別の指導を受ける一部の困りを個別に補いたい場合
特別支援学級少人数で個別最適な指導。診断や判定が必要なことが多い手厚い支援が継続的に必要な場合
フリースクール学校外の居場所。診断がなくても通え、特性に合わせやすい学校がつらい・診断の有無にかかわらず合う場がほしい場合

出典:発達障害・グレーゾーンの子が通えるフリースクール

出席扱いは、施設だけでは決められません

学校外の施設での学習は、保護者と学校の連携・ICT等を活用した計画的な学習・校長の判断などの要件を満たす場合、在籍校の「出席扱い」にできます。NIJINアカデミーでは希望された方の97%が出席扱いになっています(最終判断は在籍校)。

NIJINアカデミーでの関わり方

8〜10人の少人数

刺激が少なく、一人ひとりに目が届きやすい

個別のペース

その子の調子・得意に合わせて進め方を変えられる

得意から始める

「好き」を入り口に、自信を育てる

チャット・カメラオフOK

話すのが苦手でも文字で参加できる

学び直しOK

学年をさかのぼり、つまずいたところから

見通しを示す

予定や手順をわかりやすく伝える

見学〜体験の進め方の例

1週目
2週目
3週目
4週目〜
保護者
資料請求・相談
オンライン面談
オンライン面談
入会の検討
本人
関わりなし
関わりなし
短時間の見学
短時間の体験
家庭での様子
気になる点を整理
希望条件を整理
本人の反応を確認
無理のない範囲で継続
保護者が動く段階本人が少しずつ関わる段階家庭で見通しを立てる段階

NIJINアカデミーに通う子と保護者の声

小5ひろきさん、ASDが多く在籍するNIJINアカデミーで挑戦し続けるわけ 小5ひろきさん、ASDが多く在籍するNIJINアカデミーで挑戦し続けるわけ

NIJINアカデミー生徒インタビュー。

「自分がこんなにやかましい子だとは思わなかった」気を遣いすぎて消耗していた小4たっくんが、自分らしさを取り戻すまで 「自分がこんなにやかましい子だとは思わなかった」気を遣いすぎて消耗していた小4たっくんが、自分らしさを取り戻すまで

NIJINアカデミー生徒レポート。

不登校になった息子を守りたい──居場所を探し続けた母の物語 不登校になった息子を守りたい──居場所を探し続けた母の物語

NIJINアカデミー保護者インタビュー。

出典:NIJINアカデミー 生徒・保護者の声

STEP7
STEP 7 | 費用

学校外の学びにかかる費用の目安

フリースクールを選ぶ場合、月額1万円〜5万円前後が目安。東京都の調査では、フリースクール等の利用料は平均43,136円、中央値38,000円でした(2023年度・有効回答1,266人)。

ケース計算初年度の総額
通学型の計算例入会金5万円+月謝3万円×12+施設費・教材費・交通費など592,000円
同じ例+東京都の助成(月2万円まで)592,000円−(20,000円×12か月)352,000円
NIJINアカデミー メタバース通学入学金33,000円+月額25,443円×12338,316円
NIJINアカデミー ハイブリッド通学入学金33,000円+月額41,943円〜×12536,316円〜

※入会金・施設費・教材費は東京都の助成対象外。住所や施設などの条件があります。NIJINアカデミーの料金は2026年8月時点。

契約前に確認したい6項目

月謝だけでなく、1年間の総額で比較しましょう。
費用の目安がわかったら、実際の雰囲気を見てみませんか

NIJINアカデミーの料金は、無料の体験説明会で個別にご案内します。保護者だけの参加もOKです。

比較・相談の順番に迷ったら

施設選びに迷ったときの一般的な流れです

① 自治体の教育相談・助成制度を確認→② 複数施設の資料請求・比較→③ 保護者だけのオンライン相談→④ 本人の負担が少ない体験

出典:東京都教育委員会「フリースクール等に通う不登校児童・生徒支援調査研究事業報告書 概要版」(令和6年8月)/NIJINアカデミー「中学生のフリースクール費用はいくら?」

AVOID REGRET

よくある後悔と、その避け方

「反抗期だから」と放置した
パニックはSOS。力で押さえつける前に、STEP3で背景を確認。
「学校ではできている」と見過ごした
外で頑張り家で崩れる過剰適応に注意(STEP2)。
診断が出るまで待ってしまった
診断は待てても消耗は待てない(STEP4)。
配慮を頼まないまま我慢させた
診断書がなくても配慮は相談できます(STEP4)。
OUR CASE

NIJINアカデミーという選択肢

NIJINアカデミーのイベントに集まった子どもたちと大人

リアル×メタバースのオルタナティブスクール。校長は元小学校教員の星野達郎(脱・学校のタツロー校長)。

オンライン中心の少人数制で、カメラ・音声オフでの参加も可能。8〜10人クラス+専任担任で本人のペースに合わせます。在籍校と連携し出席扱いになることも。特性や状態に合わせて、進め方を相談できます。

97%出席扱いを希望した生徒の認定率(2025年1月時点、最終判断は在籍校)
900名超全国から通う小中学生
100コマ/月全教科の対話型授業。平日毎日開校
8〜10人少人数クラス・担任制

メタバース通学 月25,443円(税込)/入学金33,000円。毎日対面ではなく、リアル教室は地域ごとに週1日〜。出席認定率は株式会社NIJIN公式プレスリリース(2025年1月時点)。2026年9月時点。

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FAQ

よくある質問

QASDの二次障害が心配です。どうすれば防げますか?

「できない」経験や叱られる経験が重なる前に、安心できる環境で自信を取り戻すことが予防につながります。特性を責めるのではなく、できる形に環境を整え、早めに合う場を用意することが大切です。

QASDの二次障害にはどんな症状がありますか?

大きく、気持ちが内側に向かう「内在化」(不安、気分の落ち込み、強いこだわりや確認がやめられない、ひきこもり、頭痛・腹痛など体の症状)と、行動として外に向かう「外在化」(反抗、暴言・暴力など)に分けて考えられます。不登校はどちらの結果としても表れることがあります。

QASDの二次障害は回復しますか?

二次障害は特性そのものではなく、特性と環境のミスマッチが続くことで起こるため、周囲の理解と環境の調整で改善が期待できます。まず休養して消耗を減らし、安心できる場で小さな「できた」を積み直すことが回復の土台になります。症状が強いときは小児科・児童精神科にも相談してください。

QASDの子が学校に行き渋るときはどうすればいいですか?

外では頑張って「普通」を演じ、家で反動が出る「過剰適応(マスキング)」のサインである可能性があります。無理に行かせず、まずは休ませて家庭を安全基地にすることが大切です。

Q昨日まで笑って登校していたのに、急に行けなくなりました。

限界まで耐えていた「マスキングによる燃え尽き」の可能性があります。すぐに休ませ、環境をリセットすることが大切です。

Q中学生でASDに気づいたとき、まず何を急ぐべきですか?

診断を取ることよりも、消耗を減らすことです。不安・抑うつ・昼夜逆転・不登校といった二次障害は、特性そのものより生活を壊します。診断は数か月待てますが、消耗は待てません。

Q思春期の反抗とASDの違いは何ですか?

思春期の反抗には「親の干渉から逃れたい」という意図があります。ASDのパニックは、脳の処理キャパシティが情報過多で限界を超え、システムエラーを起こしている状態で、SOSの出し方が分からず爆発しています。

Q診断がなくても、学校に配慮をお願いできますか?

できます。配慮を求めるのに診断書は必須ではありません。実際に困っている場面があれば、担任→特別支援教育コーディネーター→自治体の教育センターの順に相談できます。

Qグレーゾーンは治りますか?

特性は「治す」ものではなく、環境や工夫で力を発揮できるようにしていくものです。合う環境で成功体験を積むことで、困りごとは大きく減らせます。

Q診断がなくても通えますか?

はい。医師の診断がなくても相談・体験・入学ができます。「診断はつかないけれど困っている」お子さんこそ、特性に合わせて関われる場が役に立ちます。

Q在籍校で出席扱いになりますか?

一定の要件を満たせば出席扱いにできます。NIJINアカデミーでは希望された方の97%が出席扱いになっています(最終判断は在籍校)。

Q体験はオンラインでできますか?

はい。ご自宅から参加できます。保護者の方だけの見学も可能です。

選ぶ前の「迷っている段階」から、
ご相談ください

無料の体験説明会でメタバース校舎の授業をご覧いただけます。保護者だけの参加もOK。

希望者の出席認定率 97%顔・声出しなしOK出席扱いの相談にも対応

公開日:2026年10月15日|編集:NIJINアカデミー
参考文献:国立特別支援教育総合研究所「二次障害の理解と対応」/兵庫県立特別支援教育センター「発達障害のある児童生徒のために~二次障害の早期発見と予防~」/「発達障害・グレーゾーンの子が通えるフリースクール」/「ASD中学生のチェックリスト|診断を考える前に見たい特徴と思春期との違い」/「ASD(自閉スペクトラム症)の小学生の特徴|学校での困りごとと対応、頼める配慮」/「ASD・ADHD・LD別|行き渋りの原因と特性に合わせた対応の仕方」/株式会社NIJINプレスリリース/文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日/東京都教育委員会「フリースクール等に通う不登校児童・生徒支援調査研究事業報告書 概要版」(令和6年8月)